「バッカーノ!」「デュラララ!!」の成田良悟による、完全オリジナルストーリー「虫籠の錠前」プロジェクトが始動!
かつて秘密裏に人間の秘めたる能力を開発してきた『むしかごの庭』というカルト教団が存在していた。しかし、生み出された能力者のひとりが反乱を起こし、教団は壊滅。能力者たちも散り散りになり、教団跡地には莫大な財産が眠っているという噂だけが裏社会でささやかれていた。
裏社会の人間などを相手に仕事の仲介や情報の売買を行っているナナミは、ある日裏取引の現場でピンチに陥った際、偶然居合わせたやたらと腕の立つ男・カゴロクに出会う。ひょんなことからコンビを組むことになった2人は、『むしかごの庭』による人体実験で生み出された能力者たちや、裏社会の人間たちによる、教団の財産と謎をめぐる抗争へと巻き込まれていく。
鈴木拡樹
今回演じたカゴロクは、珍しいキャラクターだと思いますので、どういう人物なのかいろんな可能性を考えましたが、現場に行くと周りのキャラクターに引っ張られて肉付けされていき、みんなで作りあげたカゴロクというイメージもあります。
現場で育ったカゴロクをお楽しみください。
作品としては肩の力を抜いて観ていただけるものに仕上がっていると思います。
ふとしたところで笑えますし、特にカゴロクと七海のバディになっていく、その様を楽しんでいただけたらなと思います。
男同士の友情をテーマの一つとして描いているので、こんな変わった友情もありなのかな、とみなさんの心の中に残ればいいなと思います。